やっぱり助かるお米
★今週のお題は「ふるさと納税」
スイスで食べても美味しかった佐賀米
ふるさと納税は、これまでずっと海外に住んでいたのでできなかった。
というか、知らなかったし、聞いても面倒くさそうで無視していた。
でも、数年だけ日本に住んだ時に、会社の人がいいものをたくさんゲットしていて、ふるさと納税をしきりに勧められ、やってみたらすごかった。
ちょっと手続きが面倒くさいけど、いいものがいっぱい手に入るので、やらなかった今までが悔やまれる。
とはいえ、海外に生活している間はできないので、仕方がなかった。
その短い期間で得たもので、一番良かったのがお米。
佐賀米を、毎月送ってくれるというのを手配した。
重いお米を運ばないでも配達され、さらに毎月美味しいお米がくるのでありがたい。
いいものを手配したと満足していた。
ところが、まだお米が配達し終わっていないころ、急遽、海外転勤が決まった。
困ったので、佐賀米の担当者に前倒しを無理言ってお願いしたら、快く引き受けてくれた。
柔軟な対応が、とても嬉しかった。(涙)
そして、この佐賀米はいくつか、スイスジュネーブまでの引越し時に連れて行った。
典型的な、日本人のおじさんの夫は、
「そこまでお米にこだわる?!」
とちょっと、呆れてしまうほどだ。
彼の中では、美味しいお米がとても重要らしく、毎回一時帰国の際は、重いお米がスーツケースに入る。
これまでも、出張でも何でも、日本へ行くと帰りにスーツケースに無理やりでも、米を入れるから、信じられない。
「他に持って帰りたいものがない?」
と思うが、おじさんのプライオリティでは、お米は上位にいくらしい。
これに対して、ヨーロッパ育ちでライス嫌いのうちのこどもには理解できない、お米にかける情熱・愛着ぶりだ…
ふるさと納税で、
「佐賀の美味しいお米をスイスで食べたいので、前倒しにしてください。」
とお願いした我儘に、丁寧に対応してくれた優しいお姉さんに感謝しながら、お米は無事、スイスに上陸。
そして、ジュネーブでスイス人の友人に、日本の美味しい佐賀米をふるまってあげた。
多くのスイス人は、日本食が好きだ。
私の友人の彼女も、感動して
「いつか日本にいって、日本のお米のお寿司を食べたい。」
とキラキラの目を輝かせて言っていた。
臨機応変に、佐賀米を手配してくれた優しいお姉さん、ありがとう。
このお姉さんのおかげで、スイスでみんなに喜ばれた。