Bonjour!バタバタママ☆スイスのびのび生活

北米・欧州生活送ったばたばたママが、スイスの町でのんびり生活に

フランスのマルシェで野菜を買う

★マルシェの野菜を売るおじさん

f:id:batabatamaman:20210122034451j:plain f:id:batabatamaman:20210122034516j:plainこれは何?

 

ジュネーブに隣接するフランスのフェルニエの土曜朝市に行ってみた。

ここは、その中でも、超人気の行列のできる八百屋さん。

農家直送でやってきたおじさんが、買いたい量にプラスでおまけをいつもたくさんつけてくれるのも、人気の秘訣では、と思う。

演出なのか、こういうキャラなのか、何とも憎めないおじさんだ。

そして、個々の野菜は本当に新鮮で美味しくて、あっという間に売り切れてしまう。

 

この日は、グリーンパスタを作るためにホウレンソウが欲しかったが、3人前の人で売り切れてしまった。(涙)

野菜を買うために20分も待ったので、仕方なくクレソンのような緑系の野菜で代用することにした。

200g欲しいというと、サービスで50gくらいは追加してくれた。

「かぼちゃが前買って、とても美味しかったからあれば買いたい」

というと、

「残念ながら、今日はない」

とフルジェスチャーで、残念さを表現してくれる。

野菜だけでなく、このおじさんもいつも、とてもいい味を出している。

 

★我が家のお気に入りの「グリーンパスタ」

グリーンパスタとは、英国人の知人の超簡単レシピだ。

 

材料:フィラデルフィラクリームチーズ1パックとホウレンソウ、短いタイプのパスタ

 

作り方:ホウレンソウを大鍋にいっぱい入れて、少しの水で茹で、ブレンダーで緑色のソースを作る。クリームチーズを入れて塩で味を整えて、別鍋で茹でたパスタの上にかけて出来上がり。

 

野菜のに抵抗があったまだ小さな娘に、グリーンソースをパスタの上にかけて食べさせたら、大好物になった。

今では、もう大人に限りなく近くなったので、ホウレンソウだと知っても、喜んで食べる。

野菜嫌いのベジタリアン一家の娘の友達が、うちで夕飯を食べる時も、グリーンパスタを出した。

野菜ではなく、グリーンソースだと言ったら、おかわりまで欲しがった。

 

ほうれんそうが手に入りにくい時は、緑系の野菜なら、なんでもOKだ。

日本では、よく小松菜でも作った。

日本でいうマカロニタイプの短く切れたパスタが、混ぜやすく、食べやすい。

さらに栄養をと考えて、最近はグリーンピースやマッシュルームや時にはねぎまでいれ、ブレンダーにかける。グリーンなだけで何が入っているのかはわからないので、みんな知らずにしっかり野菜を食べる。

 

特に、好き嫌いの多い人や、小さなこどもにはおススメのレシピだ。

 

★フランス人はマルシェが好き

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フランス人が何故あんなにマルシェが好きなのか、ジュネーに住んで一年経って、ようやく理解できるようになった。

なんといっても、美味しいものが手に入るのだ。

値段は多少スーパーより高かったりもするが、生産者が直に売りに来るから、鮮度も思いも違う。

 

 

★コミュニケーションの場

店員との対話を楽しむのも、マルシェの醍醐味だ。

最近は、スーパーも無人の機械レジで自分で払って、誰とも口を聞かずに用が済んでしまう。

 

それに比べて、マルシェでは店員がおススメをしてくれたり、サービスをしてくれたり、待っている客同士でしゃべってみたり、コミュニケーションも楽しめる。

フランス語の練習にもなるので、今では毎週の楽しみになった。

 

美味しそうな果物や、真面目に作ったチーズ店もある。

買う時は、店員に

「何をどれだけ欲しい」

からはじまり、

「もう少し多めに、やっぱり少なめに」

「その大きくて丸いのが、欲しい」

「これは何?どうやって食べると良いの?」

など、明確に欲しい物を伝えないと買えないし、時折アドバイスももらえるので、フランス語のいい練習になる。

 

そしてみんな、自分の商品に自信を持って、売りに来ている。

 

ちなみに、スイスのマーケットでは店員もみんな英語で最初から最後まで対応されてしまうので、がっくりだ。

 

せっかくだから、フランス語でフランスのマルシェで買うのが、楽しい。

 

 

 


ティーキャンドルと板チョコがあれば、気楽に優雅な マシュマロやイチゴ、バナナでチョコレートフォンデュ!