日本のコロナワクチンが遅れ=政府が要因
★4月中に希望者へコロナワクチン予約予定のジュネーブ
ジュネーブTV局と景色
RTS・ジュネーブのTV&radio局(ジュネーブ報道の中心)を眺めながら、考える。
ロコのラジオで、ジュネーブのワクチンはスイスでも進んでおり、4月末ごろまでに希望者(オンラインなどで、ワクチン接種のレジストレーションをして、ウェイティングリストに載せている人)の予約を行う予定という。
あくまで予定だが、嬉しいニュースだ。
ただイースターで喜んでいるだけでなく、進化欧州。
スイスでは、ワクチン接種はオンライン等でレジストレーションして、待つ状態だ。
持病のある人や、国境を越えての通勤者には優先的に、続き高齢者が接種していく。
既に私のジュネーブで働く持病持ちと、国境超え通勤をする友人数人は、モデルナのワクチンを2発接種して完了済みだ。
レジストレーションは、オンラインで簡単で、私も既に2月に済ませた。
後は、iPhoneなどにテキストメッセージがジュネーブ地域ワクチン担当から届き、予約をして、2発接種して完了する。
スイスでは、国が製造を促進するため、モデルナのワクチンが大量に摂取できそうなので、個人的に第一希望のモデルナのワクチンが打てたら嬉しい。
でも、選べないのは仕方がないけど…
高齢ではなく、持病も高血圧もない、健康な成人の私も、どうやら4月にはワクチンの予約ができそうだ。
日本にいる高齢者の人々には悪いけど、これが国ごとの政府対応の格差の現実だ。
★コロナワクチンが遅れ大国:日本は?
日本の報道で、ワクチン接種が早い者勝ちで、電話やオンライン?
持病のある人や、高齢者への配慮に欠けるこんな話は、初めて聞いた。
ヨーロピアンに言ったら、
「エイプリルフールのジョーク?」
とあきれられた。
祖国ながら、厚生労働省を筆頭に日本政府の対応には言葉もない。
発展途上国でも、ワクチン接種は日本より進んでいる国が、沢山ある昨今。
ワクチン接種オンライン受付20分で終了、電話がつながらなく困っている高齢者。
そして、フランスのラジオでも心配されていたワクチン接種と日本の莫大な人口。。。
日本政府の意図が見えない。
★14日間の隔離政策が根源での、ワクチン遅れ
ワクチンの研究者・技術者・などの関係者が、日本でワクチン接種を促進するために入国するのにも、外国からの日本へ入ると14日間の隔離がコロナネガティブでも科せられる。
こんなに先進国でワクチンが遅れているのに、頑固な政府はコンサバな対応だ。
おかげで、日本の技術を持ってワクチンが製造できる工場は、宝の持ち腐れ状態。
スイスでは、政府が製薬会社にスイス国内の工場で早急にワクチンを製造するように、
取り計らい促進してきている。
フランスも研究時点から、マクロン大統領がワクチン研究者を訪ね、かなり政府もワクチン製造に力を入れている。
一方、日本は?
保守的な政府の対応で、責任の擦り付け合いで承認も遅ければ、未だに一年以上変わらない隔離措置が続く。。。
はっきり言って、GO TO Travel キャンペーンなどのディスカッションをやっているより、さっさとワクチンを国内製造のための特別措置をして、日本国民が摂取して、安全に気持ちよく外国からの客を受け入れる方が、経済効果も期待できるはずだ。
オリンピックを無理押しするようなので、少なくとも選手とその関係者やメディアは、日本入国するので、色々な菌が入ることは間違いないからワクチンが必須なのに。。。
日本政府のコロナ対応は、先進国とは思えない江戸時代に舞い戻った鎖国ぶりだ。
まず、鎖国から文明開化が必要だろう。