日本大丈夫?と心配され…
★スイスジュネーブのローカルラジオより
平和なスイスの牛・馬
「国民80%以上がオリンピックを反対するのに、本当にやる気なのか?」
との報道が、朝からラジオで流れてきた。
こんな、牛や馬がのんびり過ごすスイスのジュネーブで、今日も話題は日本。
「高齢者のワクチン接種は非常に遅れている日本は、大丈夫か?」
「大丈夫なわけがない」
と思いながら、ローカル局のフランス語で熱く語られるラジオを聞く。
のんびり安心して暮らせる国
最近、スイスで子供にまでも、
「日本はワクチン遅れているみたいだけど、大丈夫ですか?」
と聞かれてしまった。
ワクチン接種については、実体験からスイス方式が素晴らしいと実感する。
そして、来月にはワクチンパスポートもスイス政府がアプリなどでもおとせるシステムを購入しており、その手配準備を進められている。
本当にスイスは、進んでいて、政府も合理的にいい働きをする素晴らしい国だ。
★スイス方式のワクチン接種
①オンラインで連絡先など入力し、受付をする。
(難しい人には、地方自治体などが助けてくれる)
②確認メッセージが来て、「接種待ちリストに入り」を告げられ、自分の順番を待つ。
③順番が来たら、メッセージが届き、第一次接種の場所と時間、第二次接種の場所と時間が告げられる。不都合な人は、遅くなることを承知の上、オンラインで日時など変更が可能。
④接種前日、リマインダーの確認メッセージが受信。
⑤当日、30分前から会場が受付開始し、IDを見せ名前等確認し、説明・問診を受けて、接種。
⑥接種後15分で、Lot番号入りのコロナワクチン接種証明書を手渡しされる。
⑦その5分後に、問題なければ帰宅。
日本の地方自治体も、合理的なスイス方式を見習い、先に2回分の接種日時と場所を指定し予約連絡をするべきだろう。
不都合な人のみが、日時場所の変更を若干遅れることを承知の上で、変更すればいいのだから、手間は省ける。
日本のワクチン予約サイトがパンクするのは、家族や友人を使って大人数が一人の予約にかけまくるからとの、日本のニュース報道があった。
IT遅れの著しい日本で、65歳以上の老人が家族などを使っても1人枠を2人以上により、オンラインワクチン予約をトライするとは、到底思えない。
また、歪んだ日本のTVニュース報道か…
海外メディアが日本メディアが、政府に操られていると報道されていたが、仕方ない。
★高齢者が多く日本のニュースで話題の例をみる
ワクチン接種改善することに、地方自治体のやる気が出ないから?合理性は?
ワクチン接種予約が混乱し、パンクした横浜市。(2021年3月自治体データ)
年齢別割合で、15歳未満11.9%、15-64歳63.4%、65-74歳11.9%、75歳以上12.9%
人口で、15歳未満447,811人、15-64歳2,382,039人、65歳以上928,450人
928,450人の65歳以上の高齢者が、横浜市が指定した日時に、スタートして閉じるオンライン予約と、電話予約に殺到するだから、それに対応できるシステムや人員がないと対応できない。
パンクになるのは、わかりきったことだろう。
高齢者人口が多くなってしまうのは、横浜市は東京都のように区で、接種を分割していないので、横浜市がすべての区を統括するからだ。
先行予約を行った八王子市の例で、パンク状況が明確になったのだから、日時の割り振りを地方自治体が決めて、予約するべきだ。
賢い地方自治体は、日時場所を指定したうえで、ワクチン予約を高齢者に通達している成功例がある。
スイス方式と同様で、これは混乱が少なく手間も減る。
実際にスイスでは、誰も混乱なくワクチン接種日時を勝手に決められ、それを最優先にして接種をスムーズに行っている。
日本の高齢者の大半は、ワクチンを優先したいし、オンラインの難易度が高いとの不安もあるので、先に日時や場所を指定して予約連絡をする気配りがなぜできないのだろう?
日本の知人もそうして欲しいを漏らす。
大半の高齢者は、仕事をしているしていないに関わらず日時指定してもらうことを望んでいるようだ。
やっぱり、ワクチン接種を最優先にしたい人が多いのだから。
オリンピックについては不明でも、日本人(特に高齢者)の安全を最優先して欲しい。
まず、国民へのコロナのワクチン接種!
#今週のお題は「やる気が出ない」