ピンクの空と飛行機
★ジュネーブ空港の夕焼け
奥にはモンブランがそびえる
ジュネーブは、JURA山脈やアルプスの山々に囲まれているが、比較的温暖だ。
スイスで第一の都市Zurichについで、第二の都市のジュネーブは、空港の規模も小さい。
スイスの場合は首都はベルンで、東京のようにすべてが一箇所に集中していない。
だからか、スイスの空気も水も綺麗だ。
ヨーロッパの真ん中に位置して、海のないスイスだが、ジュネーブ空港をはじめ近隣諸国の人々も多くこの小さな空港を利用する。
特に通常冬には、モンブラン方面のスキー客が多く利用する。
スキーリゾートでは、イタリアの有名なクールマイヨール、フランスのシャモニへ行く人々も、快適な高速道路アクセスなども理由に、スイスのジュネーブ空港経由で行くことが多い。
そして今年、ヨーロッパのスキー場の多くは閉鎖で、イタリアとフランスもまだ開けられないで、スキー場の村などでは我慢の日々だ。
その結果、ジュネーブ空港の便はスイス自身のロックダウンも手伝って、非常に少ない。
ひっきりなしに飛んでいた、スキーシーズンの去年が懐かしい。
昨年2月に、イギリスから友人が遊びに来た時は、空港に迎えに行ったら、駐車場が満車で注射するのに30分もかかった。
今は、駐車場もガラガラで、誰もいない。
★夕焼けの空港沿いの散歩道
歩いたり自転車で通過する人に人気の小道
冬の冷気の夕焼け時は、とてもきれいだ。
頭上を飛行機が通過
空港に沿って、雪山を眺めながら、ウォーキングは気持ちがいい。
ジムもスポーツ施設も閉まっている今、ジュネーブではこんなに綺麗な空を眺め、歩ける冬晴れが、ありがたい。
雪山に今年は多くの雪がある
モンブラン付近のスキー場は、いつ開けることができるのだろう。
フランスのスキーインストラクター達が、キャンドルを持って夜のスキー場で静かにデモをしていた。
しんみりと心に訴えかける、私の見た中で、最も美しいデモの姿がニュースで流れた。
いつ飛べるのか、先が見えない飛行機達