Bonjour!バタバタママ☆スイスのびのび生活

北米・欧州生活送ったばたばたママが、スイスの町でのんびり生活に

怖いスキー場のエンジェル

★今年は雪が多いヨーロッパ

f:id:batabatamaman:20210106180149j:plainスイスの標高1000以上の村の雪

 

夏が猛暑だった後の今年の冬は、ヨーロッパも雪が多い。

フランスでは大雪が降って、高速道路の除雪作業が間に合わずに大変なことになった。

雪に慣れているはずのスイスでも、一般道で大雪によりトラックが立ち往生するケースが多々発生。

 

★ヨーロッパのスキー事情

2021年はスキーヤーにとっては嬉しい雪事情だが、ドイツをはじめフランス、イタリアはコロナでスキー場の営業を禁止している。

難しいのは大陸続き、アルプスの山を少し進むと国境を超える、ヨーロッパ。

 

★オーストリア事情

有名スキーリゾートを多く持つオーストリアは、独自のコロナ規制ルールに基づいて、スキー場を開けた。

オーストラリアにおいては、スキーを楽しみにしていた人々も多い。

 

オーストリアのスキーリゾートIschglで、昨シーズンにコロナのクラスターが出た。

ここはドイツ人も多く訪れる、パーティピープルも楽しめる人気スキーリゾートだ。

なかなか予約が取れず、一度だけ行ったが、やっぱりバー、レストラン、お店等がたくさんあり、スキーをしないでも楽しめる上に、標高も高いので雪質もいいスキーエリアだった。

 

ドイツ政府がにらみをきかす中、スキー観光は大きなビジネスのオーストリアは、なんとか学校は閉じてでも、今シーズンもスキー場は開けることに踏みきった。

そして、ダウンヒルなどスキーの大会も通常通り行っている。

★スイス事情

スイスは、EUではないことを理由に、独自の厳しいコロナ規制ルールを作り、スキー場により営業可能なところもある現状。

前回行った温泉スキー場のLeux-badの近辺でも、閉まっているスキー場も多くあったが、スイス人が9割以上のLeux-badはスキー場を開けていられた。

閉めなければいけないと残念に思っていたが、やはり秩序を守り、コロナを持ち込む暴走観光客、パーティピープルが訪れない、地味なスキー場だからこそ、営業出来て良かった。

コロナケースや違反が出て、閉めなけれないけないことにならないように、祈る。

f:id:batabatamaman:20210106175948j:plain f:id:batabatamaman:20210106175923j:plainLeux-badスキー場

 

★フランス事情

フランス政府は、クリスマスと年末年始で減らないコロナケースに、悩まされている。

今日政府がまた声明をだすという。

営業は全て禁止のフランススキー場f:id:batabatamaman:20210106190018j:plain

 

フランスでは、スキーをスイスでしないように独自のコロナ規制で、PCR72時間以内のネガティブ結果が要請されたり、隔離7日間など、苦肉の対策している。

スキー場の山上で国境があったり、他国と隣接するスキー場もあるフランス。

同じ山でも、スイス側は開いているのにフランスは開けれないのは、スキー場関係者としてはやるせない思いだろう。

 

★スキー場のエンジェル

個人的な感想で、スキー場はたしかにゴンドラとリフトで密接するが、マスク必須でゴンドラも窓をあけて間引きすれば、アウトドアスポーツなので、基本的にスキーやスノボはやってもいいと思う。

実際に、スイスの住人がほとんどで、ルールを守れるスキー場に行ったが、氷点下ピクニックランチをして、ほぼ屋外にいるから、コロナにはかからずに家族でスキーを楽しめた。

 

しかも、現在のスイスのスキー場大半は、滑る時もマスクが必須だ。

マスクエンジェルと呼ばれる怖いポリスのお兄さんが、マスクをしていないとやってくる。

もちろん違反者には、スイスはすぐに罰金だから、とても怖いエンジェルだ。

 

f:id:batabatamaman:20210106185619j:plainスキー客を見守るスノーマン

 

常に1.5mの距離とマスクが必要で、子供も含めて5人以上集まってはいけないスイスのコロナ規制。

一人一人の意識が大切で、それにより安全にスポーツも楽しんでいる。

厳しいエンジェルに見守られた、スイス人のモラル意識は基本的に高い。

 

 


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