ジュネーブ空港の静寂
★静かな繁忙期
ジュネーブ空港にて
飛行機はEasy Jet など、わずかでとても静かな空港の今。
クリスマスホリデーが終わり、子供達は学校に戻り、大人は仕事に戻るこの時期。
通常なら、8割がインターナショナルな人が住むジュネーブの空港は、ひっきりなしに飛行機が出入りするはずだ。
でも、コロナパンデミックの上に、Blexitで英国への厳しい規制が課せられた今、キャンセルが相次ぐ。
クリスマスホリデーで自国に帰省した人達は、自分の予約した飛行機が飛ぶことを願いながら、リスクを背負ってそれでも、ホリデー時期は自国の家族と過ごしていた。
友人も飛行機がキャンセルになることは覚悟で、テレワークだから帰省先でも働ける環境を用意して、ジュネーブから飛行機で帰省をしていた。
既に、学校の始まったフランスでは、英国からフランスに帰れず、やむを得ず欠席をする生徒達もいるとか。
Blexitとコロナで、英国は経済だけでなく、教育現場も辛い状況だ。
英国で、友人の子供が通う私立校では、オンライン授業を検討し、back to schoolは遅らせるように調整している。
ヨーロッパでは、ドイツなど学校を閉鎖する国もあるコロナ状況。
ジュネーブ地元の小学校も、年始の始まりは11日からと、今年はゆっくりスタートだ。
コロナが小さな子供達が、気づかずに広めている現状への対策だろう。
無理押しで帰省した人々が戻ってくると、またジュネーブでもコロナケースが増えるのではと懸念される。
スイスでは、一時帰省の人々への配慮か現在、自己隔離対象国を、わずかにしている。
日本政府と違って、日々隔離対象国もデーターに基づいてスイス政府が、きちんと調整している。
だから、日々の情報確認が必須だ。
★空港の側道にて
空も飛行機がいない
と思ったら遠くから一機…
頭上を通過
何とか飛行機がキャンセルにならずに乗れた人々が、ジュネーブ空港に到着したようだ。
今の日本は、外国人の入国一切禁止。
鎖国ということか?
オーストラリアなど、コロナケースがゼロの国からも?
これに対しては、ヨーロッパのニュースでも大批判だ。
日本政府の隔離政策はさらに厳しさを増し、当面は帰国できそうにないので、帰省してジュネーブ空港へ戻ってきた人々が、羨ましい限りだ。
2021年日本政府はグローバルな視野を持って、ちゃんと仕事をしてほしい。