フランスのスキー場に行ってみた
★フランスではスキー場は今、営業禁止
閉鎖中のゴンドラリフト乗り場
ジュネーブから国境を越えて、車で約30分のスキー場。
フランス政府は、スキー場はコロナ対策で営業禁止にしている。
スイス、オーストリアではマスク着用など細かい規制の下営業している。
シャモニなど多くの世界的有名なスキーリゾートもあるフランス。
スキー場関係の人々は、静かにフランス政府に訴えていたが、まだ開けれない状況。
★スキー場の周辺をハイキング
子供向けにクイズなどあるハイキングルート
ヨーロッパのスキーリゾートは、スキー場が開かない間も、ハイキングする人々が多い。
ここにも、子供も楽しめるハイキングルートがあり、ハイキングは家族でのアクティビティとして人気だ。
クリスマス料理を食べ過ぎてちょっと太り気味になったので、歩かなくてはと思う。
そこで、この日はスキー場ゴンドラ下から、子供向けのハイキングコースを行ってみることにした。
スタート地点への道路沿いからの景色。
ジュネーブやモンブランが見える、絶景だ。
気温-3度なので水たまりが凍る。
遠く雪山を見ながら進む
子供向けとはいえ、しっかり登山!
所々に眺望スポットがある。
★危険!Bee スポット
蜂蜜をとる設備がある
途中、蜂蜜をとるために、ハチを飼う設備があった。
「危険だから近寄らないように!」
と注意書きがしてある。
ここで、美味しい蜂蜜を作っているのだろう。
★約1時間の子供向けハイキングコース
モンブランが見える
パノラマビューでちょっと休憩。
スキー場を登っていくイメージなので、やっぱり上り坂と思いきや、下ったりで、中々アップダウンのある激しい運動量となる。
氷点下の寒さを忘れて熱くなる。
★山のクイズ
自然を使ってクイズ!
子供を飽きさせないためのクイズ付きのトレイル。
木を上手く使って、アニマルや自然のクイズ。
子供は疲れて文句を言っていても、このクイズを見ると走り寄るから、スゴイ!
10分ごとに
「まだ着かないの?」
と聞く大半の子供達。
うちの子も例外なく、小さい頃はどうにか歩かせるために、たくさんのお菓子持参で、飴で釣って歩かせた。
ハイキングを嫌がる子供にも、チョコやスイーツのお菓子を与えながら、このようなクイズを楽しませて、無理やり歩かせる家族は、ヨーロッパの山では多々見かける。
ハイキングをしながら学べる!
家でゲームばかりしているより、こっちの方が健康的で、自然から学べていいから、親は子供をハイキングに連れてくる。
途中で、数家族の家族連れとすれ違った。
「ボンジュール!」
と子供も慣れた様子で、ちゃんと挨拶もできる。
今回はゴンドラリフト下の駐車場からスタートして、スキー場の下の辺りをハイキングしたので、雪の地点まで到達はしなかった。
でも、ここもゴンドラリフトで半分くらい進むと雪が出てくる。
ヨーロッパでは、雪山登山も盛んだ。
でも、きちんと雪山用の準備をして、危険でないルートをみんな行っている。
ヨーロッパの雪山では、多くの人々が毎年亡くなっているとのことで、注意しながらハイキングも楽しまなくては危険だ。
スキーリゾートが開かずにゴンドラやリフトも動いていない今日、フランス人はハイキングや犬の散歩で、山を歩いていた。