ロックダウンの直前、当日にしたこと:スイス編
★ロックダウン当日は秋晴れ
ジュネーブ最大のショッピングモール駅
11/2の19時からロックダウンするジュネーブ、当日は晴天。
11/29まで、約1か月を予定したロックダウンとなる。
レストラン、カフェ、ショップ、床屋、おもちゃ屋、プールジム等々、全て営業禁止だ。
ジュネーブ最大のショッピングモールのブレクサートには、月曜日の朝なのに人が次々にやってきていた。
★閉まる直前にすべきこと:①トルコレストランのランチ
今日のランチ15CHF
食いしん坊の我が家は、レストランやカフェの閉店が、一番痛い。
せっかく頑張ってコロナの中やってきたレストランの経営者たちは、涙をのんでいることだろう。
それに、家ごはん家族分毎日の辛く飽きる1か月を直前に、お気に入りのトルコ料理レストランで、今日のランチを持ち帰りにすることにした。
お店の人を応援したいのと、最後の楽しみにとレストランでお持ち帰りをしに来た。
お店の中は、最後のランチ外食を同僚や友人(5人まで制限)と楽しんでいた。みんな明日からの心配事が、話題にのぼっているようだった。
上品な初老のマダムは、店員にレストランの今後を懸念して、励ましていた。
地元で愛されるレストランならではの、光景だ。
私も念のため、
「持ち帰りだけでも営業するの?」
と聞いてみたが、やっぱり完全閉店とのことで、
「とても残念に思うけど、がんばって下さい。」
と伝えて帰った。
この店では、典型的な小柄で丸いトルコ人のオーナーのおじさんが、最後の客たちを確認していた。
丸いくりくりした目が潤んでいるようにも見えて、なんとも哀愁が漂う。
★ロックダウン中に必要なもの:②デカトロンでスポーツ用品購入
電気屋、家具屋、スポーツ店のあるエリア
駐車場は、月曜日なのにほぼ満車状態。
渋滞を予想して、晴天なのでママチャリで来て、良かった。
ちなみに道路は、かなり交通量とロックダウンのストレスかクラクションが鳴り響いていた。
そんなにイライラしても、ロックダウンはくるのだから仕方ないのに…
そして目的のお店に到着!
同じモールにあるインテリアショップも、クリスマスデコレーションでもして気持ちを華やかにしようというのか、早々にクリスマス用品を購入している人々がいた。
1か月間はデコレーションはお店では、買えないのだから…
そして、私の目的のデカトロンは、フランス出身のリーズナブルなスポーツ用品店だ。
自社製品で、高価なスポーツ用品の価格破壊をしているとも思える。
スポーツ店のユニクロのような存在で、物もちゃんとしていて安いから、スポーツ用品を買う時に、我が家でも愛用している。
ここの店員と、
「今夜19時からここが閉まるのは、家族全員でとても悲しんでいる。」
などと会話した。
はにかんだ笑顔が印象に残る、お姉さんだった。
プールも、ジムも、閉まった時にやることは、走るか歩くだ。
というわけで、ランニング用のiPhoneを入れるケース(蛍光で安全面も配慮)を購入。
さらに、靴下(トレッキング用、ランニング用)を1か月でダメになるのを想定して購入することにした。
ちょっと嬉しくて、その日の夕方、さっそく軽くランニングしてみた。
ちゃんと運動し、健康管理もロックダウンでは大事だから。