副反応が出た時にしたこと
★ジュネーブ・モデルナ集団接種場所(エキスポ会場)
接種する個室内(約2畳のパーテションで作った部屋)
モデルナのワクチンを、4月に接種して、既に2回分ジュネーブで接種完了した私。
バイオ先進国のスイスでは、12歳以上のワクチンの接種方法と次期も具体的になってきた。
ワクチンパスポートも、証明書のメール配信だったり、さらにIT駆使して進んでいる。
そして今、かなり他国に遅れてスタートした日本の友人から、副反応について質問をされる。
スイスの接種個室に貼られた副反応の対応方法
副反応の時どうしたらいいのか、もう少し明確にしたほうがいい、日本?
スイスでは、ワクチンを申し込む際の説明で、副反応について対応まで、明確にされている。
さらに、接種前にドクターなどが、きちんと説明し質疑応答してくれる。
「発熱やだるく倦怠感など辛い副反応がでたら、パラセタモールを買ってのむこと」
「接種した腕は痛みがひどく、腫れてきたら、アイス(保冷材など)で冷やすこと。」
とスイスの医者に言われた。
さらに、接種会場にも政府(日本の厚生労働省にあたる)や地方自治体のウェブサイトにも、明確に書いてある。
ワクチンも種類ごとに、有効性から対象年齢、様々なデータも提示してある。
情報のスイス住民に開示においては、さすがバイオ先進国スイスはすばらしい。
★日本人が副反応がでたらできること
◎接種箇所(腕の痛み)
通常、ワクチン接種した腕が時間の経過ととともに痛くなり、ピークを過ぎると痛みも消える。
なるべく安静に触れず、清潔に数日は過ごすほうがいい。
あまりに腫れたり痛かったら、保冷剤をハンカチで包み、接種箇所を冷やすと和らぐ。
◎発熱副反応
接種翌日頃から、発熱するケースがあるけど、通常は微熱程度。
風邪のような症状がでて、具合は悪くなってきたら無理せずパラセタモール配合の風邪薬をのむこと。
日本の薬局で購入できるベンザエース、ルル、パブロンなど。
分からなければ、薬局で相談して、
「(ワクチンの副反応に備え、)パラセタモールの入った風邪薬をください。」
と言えば出してくれる。
スイスの医者が副反応は、パラセタモールで対応すればいいとすすめる。
この風邪のような症状も、ワクチンが効いて抗体ができている証拠で、3日くらいで通常は治るので、パラセタモール配合の薬を飲んで、家でゆっくり過ごすのが一番だ。
ただし、人によっては39度近く、4日以上続く場合もあるが、あまりひどく続くとかかりつけ医に相談すべきとされる。
★私の場合:嬉しいことが!
私の場合、腕の痛みも3日くらい続いたが、時間経過とともに消えた。
1回目の接種当日は、ワインを飲んで、運動をしても何もおこらなかった。
2回目の接種の深夜2時から微熱。
だるく疲れ感がでて、家の階段をあがるのが、万里の長城を登るように辛かったので、市販の風邪薬パラセタモール薬をのんだら、楽になった。
我慢しないで、薬と水を飲んで、抗体ができている証拠だと思いベッドで1.5日間寝て、復活した。
嬉しいことに、食欲も風邪のようになくなったので、1キロ減った!
(余談だが、どんなに運動して走っても、ダイエットしても、減らなかった私の体重。
なのに副反応でほんの1キロ減って、その上コロナに対抗する抗体もできて、体重も減るとはなんとも嬉しい!)
ありがとう、モデルナ・ワクチン!!!
★辛い副反応と引き換えに手に入る自由
日本人の間で、若い人に副反応が出やすい噂があるけど、科学的に立証されていないのでは?
世界各国の私の知人も、若い20代も、40代、70代でも、3日間パラセタモールを飲み続け発熱した人もいれば、なんともなかった人もいる。
年齢・国籍では一概には言えず、副反応は体質と個人差により異なるものと感じる。
薬と水分、睡眠をとり約3日間耐えれば、コロナに対抗でき、自由な生活が手に入る。
ちなみにヨーロッパではファイザーやモデルナなど、有効と認めたワクチン(中国やロシアのは認められていない)接種完了後、2週間経過して有効に効果発揮しているワクチン証明書の提示で、飛行機に乗るときも、PCR検査が不要になる国・航空会社も多い。
辛い副反応も、コロナ束縛から飛び立てる手段
手に入る自由と比較すると、副反応があってもワクチンを接種できたことの意義の方が大きいと感じる。
世界では、有効なワクチンで自由な生活を手に入れてきている。
遅れたワクチンスタートをきった日本も、オリンピックをやるのならその前に、なるべく多くの住民が接種できることを願う。