今までスルーだったけど
★今まで見向きもしなかったアレ
公園の芝の合間にこんな花が!
スイスの中では、ジュネーブは温暖で晴天の日も多いと感じる。
そんな、いっぱいの日光を浴びるジュネーブの公園には、色々な花が咲く。
公園管理事務所のおじさんが、せっせと植えて、整備している花もあるが、雑草のように、勝手に生えている花々も多い。
春先は、色鮮やかな花が咲きだすジュネーブ。
今まで、私は花の写真は撮らなかった。
動きがないし、なんだかつまらないと思っていたから。
コロナの前は、公園の花には目もくれなかった。
日々の生活で追われて花を見る余裕や、公園を歩くことも少なかったから。
でも、この一年コロナパンデミック以来、コロナ規制でいつもあるものと言えば
「時間」
だけの生活に変わった。
だから、心にゆとりを持って、周囲を見渡す余裕ができた。
すると、ジュネーブでは、季節ごとに様々な花々が咲いていることに気付く。
今まで完全に見向きもせずに、スルーだったものが見えてくる。
それは、やっぱり小さいようで大きな心の変化だと思う。
★この一年で見えてきたモノ
遠くにカラフルな花が…
銅像の周りに小さな花のつぼみが…
犬に踏まえながらも咲く花たち…
ひっそりと白い花も咲き誇る
結構、束で咲くと目立つし、純白は愛らしい。
でも、私の一番好きな春の花は
「ダファデル」
日本語に訳すとラッパ水仙?!なんだか奇妙な名前になってしまう。
ダファデルの方が、可愛い響きでしっくりくる。
ヨーロッパで、春の訪れを告げてくれるこのダファデル。
鮮やかな黄色で、華やかなこの花は、元気をくれる。
コロナを吹き飛ばしてくれそうな、そんなダファデルを見ながら、少しだけ規制が緩和してきたスイスの本当の春の訪れを願う。