世界の大人年齢
★大人って?
誕生ケーキを食べ、年を重ね、大人に近づく…
こどもの頃は、誕生日がくるとケーキを食べれてプレゼントをもらえて、お祝いをしてもらえるのでただ嬉しい日だった。
でも、年々重みを増してくる。
大人というのはどういうことだろう?
大人とは、
「一人前に成人した人」
という意味だ。
ということは、成人式を迎え二十歳になった人を、日本では大人みなされる。
★世界の成人=大人な年齢
大人=成人と認められるのは、選挙権を持ってからと単純に考えるわけには、世界比較ではいかない。
各国事情で、選挙権と成人年齢が異なる国も多いから。
スイスをはじめ、フランス・イギリス・ドイツなどヨーロッパ諸国の多くは、18歳で選挙権を認め、成人(大人)と認める。
アメリカは選挙権は、州ごとに異なる。
また、ブラジルでは選挙権は16歳からだが、成人とは18歳まで認められない。
オーストラリアも、18歳から選挙権で大人と認められる。
一方、シンガポールは選挙権も、成人と認められるのも、21歳と日本よりもさらに遅い。
(注)各国により、年々状況は変化するので要注意。
★世界の飲酒可能年齢
飲酒が可能なルールも世界で違う。
ヨーロッパでは、イタリア・フランス・ドイツは16歳から飲酒可能だが、それぞれお酒の種類による細かい規制や、販売規制もある。
私の住むスイスは、州ごとに異なるがワインやビールは16歳から、スピリッツは18歳から飲酒可能となる。
オーストラリアは、18歳から。
カナダは、19歳からだが、ケベック州など州により18歳から認められる地域もある。
アメリカは、州により異なる。
(注)各国で購入や時間のシチュエーションに制限があるケースも多いので、要注意!
大人になったのでシャンパンで乾杯!
★日本も2022年から18歳成人?!
現在の日本の選挙権は、18歳以上となっている。
以前の20歳からは、世界基準に近づいた。
そして、2022年からは18歳から成人と認められるそうだ。
ただし、飲酒や喫煙などは、20歳未満に禁じてる現行法の規定を維持する方向で、警察庁が検討しているとか。
飲酒などは、大人としてモラルを持てるかの問題だと思う。
あるアメリカ人は、飲酒が21歳以上のアメリカでは、彼女の周囲で、大学になってから初めてお酒を覚えて、ひどい酒乱となるケースが多々あったという。
ヨーロッパのように若いうちから、両親の監視下で、お酒の自分のキャパを知りながら飲みなれて、大学でも秩序ある飲み方ができるほうが、断然いいといっていた。
イギリス人は若い頃から、家庭でもお酒を楽しむが、限度を超えてお酒に飲まれるケースも多々ある。
イギリスのパーティでのアルコール消費量は半端ではない。
ホストが用意したお酒が底をつき、急遽買いだしに行く姿を何度も見てきた。
それでも個人的な意見としては、徐々にならすヨーロピアン方式が、お酒に飲まれず楽しめるようになると、考える。
ただし、個人差もあるので、一概にどちらが良いとはいえない。
賛否両論の各国の文化を踏まえて、難しい問題だと思う。
#今週のお題「大人になったなと感じる時」