物が買えない!食料品・薬局以外は2月末まで閉鎖
★スイスが1月18日から深刻なロックダウン
ジュネーブ駅
規制ルールの罰金措置やレストラン閉鎖だけでは、まだ街に人が出歩くジュネーブ。
そして、とうとう再びお店が閉まることになってしまった。
食料スーパーや薬局・郵便局は時短営業で開けれるが、物がお店で買えなくなる。
Amazonが介入できないスイスだが、オンラインショッピングが増え、また配達員が大活躍することになる。
★1月13日のスイス政府が決めた内容
以下、政府の声明を和訳した。
懸念される疫学的状況を考慮して、連邦理事会は1月13日の会合でコロナウイルスの拡散を封じ込めるさらなる措置を導入することを決定した。12月に導入された措置をさらに5週間延長する:レストラン、文化施設、スポーツ・レジャー施設は2月末まで閉鎖される。また、人と人との接触を大幅に減らすための新たな施策も導入しています。1月18日(月)からは、自宅での仕事、重要でない商品を販売する店舗が閉鎖され、プライベートイベントや集会にはより厳しい規則が適用され、特にリスクの高い人々を保護するための措置が職場で強化されます。
★ラストミニッツのお買物
この発表を受けて、ショッピングモールのお店は人がさらに増えていた。
各店舗は、消毒・人数制限が厳しい。
昨日、ショッピングモールにあるZaraに必要なものがあり、行った。
現在セール時期なので、普通でも混んでいるうえ、この発表でさらに長蛇の列ができ、店舗に入るのに20分も待った。
定員も月曜から仕事を失うので、いつもはサービス業でにこやかなのに、今は殺気だちイライラが伝わってくる状況だった。
生活がかかっているので、仕方がない。
★レストランなどは、昨年クリスマス前から、2月末まで閉鎖!
レストラン・カフェ・バーはもともと営業は2月末まで禁止だった。
持ち帰りのみ販売は可能だが、それでは家賃ならびに人件費が日本の比較にならないほど、高いジュネーブで意味がないのか、ほとんどのレストランは、すでに閉店か、休業な現状。
カフェは、独自に持ち帰りメニューも工夫して、細々と販売している店舗をあった。
2月末まで、長期戦だから大変だ。
★日本の緊急事態宣言とは?
ヨーロッパのニュースで、
「日本も緊急事態宣言を出した」
と報道があり、秋葉原の映像が映っていた。
宣言の中でも、人は普通に出歩き、電車も普通に混んで、レストラン等も20時まで営業可能で、店舗を営業している。
疑問が残る、この日本の宣言。
厳しいヨーロッパから逃げて、日本に帰国したくなる。
でも、今は我慢のスイス・ロックダウンの時期だ。
それでも、隔離措置を受けながら、冬休みに帰国した人々もいるようだ。
レストラン・カフェ・店舗に加えて、18時以降の外出禁止や、学校まで閉鎖など、各国で厳しい規制が課せられるヨーロッパの国々。
ヨーロピアンは、日本の緊急事態宣言をどう思うのだろう?
ちなみに、日本のコロナケースは、最近スイスの件数を越えている。