2月末まで外食できないスイス:コロナ事情
★2月末まで外食できないスイス
ジュネーブの駅前通り
レストランが立ち並ぶ、駅前の湖へ向かう通りも閑散とする。
冬でもたばこを吸う客がいたテラス席も閉まる
スイス全国で、レストラン・カフェ・バー2月末まで営業禁止と、国が規制した。
これまで州ごとに、コロナ規制がありレストランもずっと閉まっていたジュネーブも、隣の州に行くと開いているので、ちょっと隣州まで外食になどということもできた。
でも、とうとう苦戦するコロナとの戦いで全国統一で、持ち帰りのみの営業可能と、決められた。
マックもステーキ屋も持ち帰りのみ
今はなきテラス席が人気だったスタバ
持ち帰りのみ営業なので、再利用可能なカップを宣伝する、ジュネーブでも混みあっていたスタバの店舗。
居心地のいいソファーでは、大学生をはじめ勉強する人、仕事する人で賑わっていたこの店舗。
持ち帰りだけになると、客はあきらかに減ったようだ。
駅構内の飲食店
いつも人がたくさんいたこのお店。
座席には入れないように、透明なパーテーションが貼ってある。
ジュネーブの私のお気に入りのカフェ
持ち帰り営業のみなので、ここにあったはずのテラス席が見当たらない。
寂しい風景だ。
★持ち帰りで頑張る
イタリアンのお店
これまで、パニーニやピザなど店舗で食べる人が多かったイタリアン・カフェレストラン。
イタリアンだけど、クレープの看板を大きく出して、売り出していた。
しかも、ジュネーブの一般的なクレペリエより安価な値段だ。
見ていたら、次から次に客が来ていた。
フレンチ圏のジュネーブで生き残るために、みんなに人気なクレープで勝負している。
家賃も異常に高いジュネーブで、レストラン・カフェ・バーの生き残るための苦肉の策だ。
2月末まで、まだまだ戦いは続く。
フランス・ドイツをはじめ、ヨーロッパの飲食店では、店内飲食はほぼ禁止にしている。
厳しいが、それが今のコロナな時代の世界の現実だ。
日本のレストランなどは、東京でさえ営業20時までとは、羨ましい。
寒波が訪れる寒いヨーロッパの冬は、さらに厳しい状況を冬眠で耐え、コロナが収まる春を待つというところか。
氷点下の続くジュネーブの今年の冬は、さらに寒さが身に染みる。
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