地元のレストランを助けるために…ジュネーブにて
Old townにあるスイスレストラン
★ジュネーブ在住の人が使う、レストランバウチャーカード
レストラン頑張って!
どこの国でもCOVID19で、経営難なレストランは多い。
そして、それをローカルな住人が応援する支援策も、多種多様。
ここジュネーブでは、あるWEBサイトで住所などの情報を入れて、このバウチャーをリクエストする。
すると、約一週間くらいでこんな素敵なカードのバウチャーが、自宅へ送られてくる。
ティーンのこどもに、「スパム感が半端ない」といわれても、気にしない!
商品券カード25CHF分が、郵送で送られてくる。
おそらく、郵送で地元住人を限定してのサービスと思われる。
★仕組み
このカードが使えるレストランなどは、あらかじめリストで限られている。
なんとミシェラン★に輝くレストランまで、参入している。
そんなリストから、まずレストランを選ぶ。
ジュネーブではランチでも、オンラインや電話などで予約をして、食事する。
そして支払時に、このカードを出すと合計金額(最低50CHF)から25CHFが引かれ、残金をカードでもキャッシュでも好きに払う。
いたってシンプルだ。
★ Les Armures レストランに行く
すぐ横に大砲?!
今回は、ホテルもやっているレストランLes Armuresに、テラス席を予約をしてランチに行った。
このお店では、ランチメニューでもこのカードが使えた。
店内の様子
今日のランチメニューから前菜はサラダを選択して、それにほろほろ鳥の料理がついて20CHFだ。
一緒に行った友達も一人は今日のランチで前菜をスープで、もう一人は単品でサラダとソーセージにロスティ(スイスの伝統的なポテト料理)を注文。
ランチメニューは、なかなかのボリュームで食べ応えがあったのに、20CHFとはお得だ。それに味も上品で、あっさりした味で満足だ。
最後は全員が、エスプレッソコーヒーをいただく。
嬉しいことに、チョコレートがいくつかついてきた。
デザートはお腹がいっぱいで無理なので、ちょうどいいお口直しに。
スイスの美味しいチョコレートは、やっぱりコーヒーととても合う。
★応援して、また来ます!
このカードは、使用期限が今年の9月末までの限定サービスだ。
期間を限定したところが、消費者心をくすぐり、行かなくてはと思わせる。
さらにカードは、デザインもお洒落で届いたときに嬉しくなる。
クレジットカードサイズなので、財布に入れて持ち運びも便利。
消費者心理を上手くついた、よくできたサービスだと思う。
レストランの支援のために、ただ食事しただけなのにちょっといいことをした気にもなり、お腹も心も満たされる。
レストランのウエイトレスも、可愛い笑顔で頑張っている感が伝わってきた。
みんな、がんばって欲しい。