受験生を持つ働くママ…知らなかった事実
★冷えた塾弁。
専業主婦のママ弁でアツアツごはんに味噌汁付きの子が羨ましい!
働く母の私に、仕事を辞めた後の娘からの告白…
「塾弁の 夏はカチカチ 冷えた米」
だから、ライスよりサンドイッチが良かったの?
受験に合格して、仕事を辞めるまで教えてくれなかったのは、子供ながらも忙しい母に気を使って?!
朝ごはんを用意して、毎朝欠かさず娘の勉強内容を確認して、弁当を作り、自分の身支度して娘の通学と一緒に通勤で家を出る。
そんなバタバタ生活、受験生の働く母親をしていた私。
食中毒が怖いし、必ず夏は梅干し入れたり工夫しながら、朝出勤前に昼弁と、夜の塾弁を作り、冷蔵庫で冷やす。
それを娘は塾に持参し食べていた。
すると、冷えたお弁当はフォークでライスを食べようとすると、カチンと硬いので、みごとに四角い固まりごはんが、全部ささりついてくる。
それはそれは、まずかったらしい。
塾に電子レンジもあるようだったけど、私に似てズボラな娘はもちろん使わない。
「塾にはみそ汁まで持ってくるし、ほかほかごはんを食べている子供もいる」
と、羨ましがるのかよくつぶやいていた娘。
専業主婦ならできるけど、朝は7時台にでて、帰りも夜七時頃になってしまう、会社勤めの母親の私には、どう転んでもそれは無理の話だった。
それも、第一志望に合格してくれた今や、笑い話。
塾の苦い思い出に。
このカチカチライスの話は、日本を離れることになり、仕事を辞めた後での告白。
子供なりの気遣い。
立派な気配りまでできる娘になったことに、成長を嬉しく思う。
やさしい子に育ってくれてありがとう。