フランスでツールドフランスをみた
★2021年ツールドフランス
雨天決行!
ある肌寒い雨の日、フランスのある田舎町まで、ジュネーブからツールドフランスの自転車レースを見に行ってきた。
大きなスクリーンで実況中継
ホットドッグ・クレープ・ワインバーに土産店など、出店もでてローカルな夏祭りのようだ。
私たちもフランスの美味しいワインとホットドックをとポテトを食べながらテントの下で待つ。
昨年も、コロナでも安全に開催できたので、フランスのエマニュエルマクロン大統領も観戦にきていたりと、いつも盛り上がる。
何といってもすごいスピードの一瞬で、フランス広域を駆け抜けるのだから、スポンサーもつかないと追いつかないし、道も封鎖して、警察もフル稼働で警備にあたる。
ポリスカー
今年はプラカードを持って応援していた人が、盛り上がりすぎてか道路に出てきて自転車が数台倒れた残念な事故も起こった。
その応援者は、捕まったが、その後は特に警察も銃を構えてしっかり警備をしている。
そんな警察に、つたないフランス語で「 どの道がどのくらい封鎖になるのか?」
と恐々と質問してみたら、とても親切で笑顔で教えてくれた。
雨でもヘリ撮影隊も!
選手が来る前にスポンサーのキャラバンが続々と…
これらの車から、時折スポンサーによっては販促品プレゼントが配られる。
車から販促品を投げる!
でも、これらの車もかなり早いスピードで、車から観客に向かって少しずつ投げるので、奪い合いでとるのが難しい。
フランス人のおばあちゃんが
「とるには不可能だわ!」
と少年に負けて残念がっていたので、私の勝ち取った一つのキーホルダーを分けてあげたら、喜んでいた。
なかなか可愛いおばあちゃんも、フランスの田舎町にはたくさんいる。
そして、ようやく待ちに待った自転車の姿か!!!
Wow!
すごいスピードで駆け抜けて行った…
自転車の去るのはあっという間だけど、それを待つ間の出店や、踊りや演奏のイベントに、キャラバン宣伝カーでの盛り上がりでとっても面白い経験だった。
ツールドフランスは、家族全員で楽しめるフランスの夏の一大行事だろう。
ツールドフランス戦利品!
お土産までいただいて、大満足。
肌寒い雨の中、山道を駆け抜けた選手お疲れ様でした。
寿司は高いのでパパが握る?!
★Americanの友人家族を招いてのランチ
フランスの朝市で魚を仕入れ握るパパ
私の住むジュネーブは、寿司人気が高い。
ヨーロッパ全体の日本食ブームは餃子やラーメンも認知度があがり、未だに根強い。
それに、とても高いしまずいのは、海のないスイスなので仕方ない。
そこでまたもや、パパが頑張って、寿司を握ってみた。
今回ランチで招待した友人一家は、寿司好きNY出身なので、レベルは高いはずと練習の成果を発揮。
ある晴れた週末に、寿司ランチを友人家族と一緒にうちのテラスにていただいた。
実は、日本にこの夏帰りたかったが、飛行機がキャンセルになり諦めた。
オリンピックを行うので、日本のコロナ対策を調べ、各国の選手関係者メディアからコロナが増加するだろうと予測して、飛行機を変更し無理やりの一時帰国は断念したが、それでよかったと、今日本のコロナ数を見て思う。
会見を見て東京都知事は、コロナ感染しているのでは?と思うのは私だけ?!
英国・ジョンソン首相やフランス・マクロン大統領もコロナになったが、そこから復帰してHERO扱いでさらに人気が高まったのに、もしコロナ感染からどうしてそれを他国のように、政策に使わないのだろうか?隠すと余計に信頼されず、悪影響では?!
そんな日本を心配しながらも、うちの子は二年ぶりに日本でこの夏食べたかったものをつぶやき、残念がってやまない。
食いしん坊の父そっくりだ。
なんでも、はま寿司のコーン寿司が食べたかったという(笑)
そこで、父が頑張ってコーン軍艦を作ってみた。
初めての寿司は爆弾寿司のように、巨大だった。
次はちょっと固めだったり、練習の末、今回は立派な寿司が完成!
味もフランスの魚屋のおススメネタで、トロもありホタテもあり、人様に出せる寿司に仕上がった。
お味は、みんな大満足。
日本に行けないけど、パパご馳走様でした。
#今週のお題「寿司」
憧れのフランスにて
★住みたいのはやっぱり憧れのフランス?!
フランスのレイクサイドにて
スイス・ジュネーブもとても綺麗だし、安全だ。
でもやっぱり、つい足を運んでしまうのはフランス…
こんなに綺麗な川や湖がある美しい町ジュネーブ
数年スイス・ジュネーブに住んでいると、平和でのんびりはするけど、どうしても海のあるフランスに憧れる。
フランス人は、意外とファッションだけでなく、政治にも関心があったり、優しかったり、とってもいい味を出している人も多いから、場所と人の相乗効果で憧れる。
パンデミックで、ニースやマルセイユのあるコートダジュールにいけなかったので、余計に海に行きたいと切実に思うのは、海の豊かな日本人だから?!
だから、住めなくても今年の夏こそ、住めなくてもフランスのビーチリゾートのフレンチ・リビエラに行きたい。
コロナで、また隔離地域にならないことだけを願いつつ。
フランスのビーチを夢みる。
日本に行きたくないオリンピックのアスリートが続出しているとかの報道が、チラホラ聞かれるヨーロッパで、日本政府を残念に思う。
コロナワクチンを管理しきれていない、日本政府の会見は計画性のなさに呆れかえる。
どうにか安心してアスリートが来れるように、そしてまずは他国を見習い日本人・高齢者からワクチンを、地域差なく速やかに接種してあげて欲しい。
そんな今の現状では、住みたい場所の一番反対側にある国が、日本だ。
ヨーロピアンに同情される祖国がとても残念だ。
#今週のお題「住みたい場所」
今日のランチ定食=ムール貝
★ジュネーブ旧市街地のレストラン
街にはヨーロピアンのツーリストが戻った
そんな観光客を横目に、予約したレストランまでの坂をのぼる。
大砲の横にあるテラス席のレストランへ到着。
誕生日会をするグループも…
予約しておいてよかった。
あっという間に満席に!
★今日のランチ定食!
まずはワインで乾杯
本日のランチは、何とムール貝?!
そんな特別なものが、20CHFのランチ定食なんて嬉しいので、早速オーダーする。
サラダとパンがまずやってきた。
重厚な鍋コンロがやってきて、大量のムール貝!
バターとワインのソースが絶妙で、二人分なのにこんなに大量だけど、意外とススム。
それに付け合わせの細めフライドポテトが手作りで、とてもイケル。
フォークとナイフでムール貝と葛藤しながら、ワインがすすむランチ。
貝を甘く見ていたが、これだけ大量のムール貝を食べると、本当にとてもお腹も心も満たされた。
食後のコーヒーさえも入らない程で、全部は食べきれなかった。
コスパが高いこのお店は、ジュネーブ市民に人気のようで、常連らしきおばあちゃんやおじさんもいた。
こんな綺麗な噴水からは飲める水がでるのも、スイスならでは。
以前に行ったこの近くのレストランが、コロナパンデミックで閉店になっていたが、ここはやっぱり根強い人気で、生き残ってくれてよかった。
飲食店には、是非頑張って欲しい。
応援のため、そしてやっぱり美味しいものを友人と、外で食べるのはとても楽しいのでまた来ます!
塩
★スイスで塩見学
ベーの塩鉱山:予約しないと、入れないとかで要注意
塩の採掘所の見学ができるとの情報を聞き、早速オンライン予約して、いった。
鉱山トンネル
何世紀にもわたって、岩塩鉱山の所有権は富と権力を意味した。
15世紀に発見されたベックスの岩塩鉱床は、今日でも採掘されている。
ハイテクで綺麗なスイスクオリティの鉱山見学ツアーでまわる。
一年中、約18度の塩鉱山はわりと寒い。
2時間ツアーでの楽しみの小さな電車に乗って、鉱山の発掘場へ
暗いトンネルを進む
最新版トロッコ電車のイメージ
塩リッチな人々、様々な歴史が…
炭鉱を思わせる場面も。
危険で大変な仕事
ちょっと怖い人形も…
ライトアップ
この塩博物館には、1684年から現在までの岩塩鉱山を学べる。
2億年から6000万年前、現在のローヌ渓谷は浅い海でヴォー州のベックスの塩鉱床は、この海の塩に由来。50キロメートルを超える長さの通路とトンネルの迷路は、今日、年間30,000トンの塩を産出。
博物館と鉱山を訪れると、訪問者は1684年から現在までのさまざまな塩採掘技術とこのホワイトゴールドの歴史を見れる。
小さな鉱山列車が訪問者を地下世界と400メートルの深さの山にあるレストランに連れて行き、鉱山は徒歩でさらに探索する珍しいアドベンチャーツアー。
帰りのトロッコ乗車前に、塩キャラメルの味見をもらえる。
これが、すごく美味しくて、つい帰りに土産物屋で買ってしまった。
スイス人のおばあさんも気に入ったのか、5袋も買っていた。
スイスチーズに塩は欠かせない
塩の製品化まで
レストランはコロナで閉店中
最後は、暗い鉱山トンネルから出て外でツアーが終了。
ハーブ塩の宣伝も!
塩の試食ウマい!
ツアー後、マーケのお姉さんに代わり、塩製品の味見と次回の割引券をもらえる。
ちなみにオンライン支払で大人22CHF、子供(5-15歳)13CHF。現地払いで大人24CHF,子供14CHF。
夏7-8月のみ夜ツアーは、子供(0〜4歳)6CHF、子供(5〜15歳)24CHF,大人(16歳から)36CHFとなる。
スイスクオリティ・スイスプライスだが、やっぱりよく構成されていて面白いツアーだった。
レインボー!
★ジュネーブのシンボル(噴水)に虹!
レインボーデコ
ジュネーブ中心地のこの橋は、ロシアとアメリカ大統領訪問時は二国の国旗など、イベントにより様々に変化させる。
そして今6月なので、レンボ―旗とそして、虹まで作られていた!
ヨーロッパに住み、かなりオープンなカップルも多いことを実感した。
以前、ZURICHのご近所さんのゲイカップルのお兄さん達は、クリスマスやイースターにはうちの子供へ素敵な箱に入ったチョコレートをプレゼントしてくれた。
とてもお洒落で、愛想のいい、ともにスイス大手銀行で働く、ポッシュなカップルだった。
毎年6月、プライド月間のイベントは世界中のLGBTの個人、支持者、同明国による平等に向けた進展を祝う。
NY、バンクーバーなど、世界の大都市で盛り上がるこの時期。
2021年12月18日から、同性結婚は合法化の過程にあるスイス。
誰もに平等な世の中とは、世界中で長年の議題だろう…
道行く人々も、立ち止まって見る虹。
晴れた青い空に、虹は美しく映えるジュネーブより。