フランスのマルシェに通うようになった
★お題「#この1年の変化」
フランス・フェルニエのマルシェ
いつもは静かなこの通りも、マルシェが出ると、多くの人で賑わう。
引越してきてすぐは、何故フランス人がマルシェにそんなに行くのか理解できなかった。
旅行でフランスに行って、たまたまマルシェの日にあたると、ちょっとパンやお菓子などを買うくらいだった。
でも、この一年で変わったことはロックダウンや移動距離宣言、国境の閉鎖、隔離規制など厳しく、好きなように身動きがとれなくなった。
しかも、数か月間レストランやカフェは閉まっている状態が続くなど、厳しいコロナ規制下のヨーロッパに住み、もはや家で美味しいものを食べるくらいしか楽しみがなくなった。
雪のマルシェ
そんな中、マルシェでは店(人気の行列の先)にいけばだいたい間違いなく、美味しいいいものに出会える。
何故、週末の朝にわざわざ早起きして、フランス人がマルシェに行くのか分かった。
しかも、いつも決まったお店で買うと顔なじみになったり、店員との会話も楽しい。
フランスの田舎のマルシェでは、ほぼ英語は通じないので、フランス語のいい練習にもなる。
今まで食べてたこともないものなど、店員のおススメで挑戦して意外と美味しかったりと新しい発見もある。
サービスをしてくれたりもするのも嬉しい。
そして、シーズンごとにイベントなどに合わせて、季節モノが出現する。
そんな理由から、特に今のようにロックダウン中のスイスから、抜け出してフランスのマルシェに行くのが、週末の恒例で楽しみになってきた。
ただ注意が必要なのは、コロナ規制でフランスでは、自宅から30KM以内までは行くことが可能だが、それを越えると規制違反で警察から罰金などが科せられる厳しい昨今。
普段は静かな田舎町
スイスとの国境すぐに位置する、フランスの町フェルニエ。
スイスからの買い物客も集い、週末は活気づく。
グルメなフランス文化を知って、そこに通うようになったことは、我が家にとってプラスの変化だ。