クロワッサンのためフランスまで歩く
★国境の先のフランスの美味しいパン屋
いつも行列のBoulangerie(パン屋)
やっぱり、フランスのパンが食べたい。
そこで、先週末から国境越えが、ヨーロッパの国々にも厳しくしたフランスの様子を伺いながら、このフランスのパン屋までいってみることにした。
★入国にPCRコロナ検査(72時間)結果を要求!
入国には、PCR検査72時間以内のネガティブ証明書と、さらに隔離…等が要求されるフランス。
ただし、スイスに対しては、一部の例外がある。
それは、自宅から30km以内の移動や、通勤などは、対象外とするという。
ジュネーブと国境を隣接するフランスのこのエリアは、もちろん30キロ以内だから、ジュネーブ住民の私は、フランスへ入国可能だ。
ジュネーブに住んでいてよかったとしみじみ実感する。
国境近辺のスイスの住民で、自宅から30km以内であっても、スキー場のある州の住民は、スキー場はコロナ・ハイリスクとフランス政府がみるため、フランスへ入るにはPCR検査と隔離が要求される。
ちょっとややこしいので、みんな知らずについフランスへ行ってしまい、ジュネーブ州隣のスキー場のあるボウ州の車などは、警察に停められ、Uターンさせられていた。
残念ながら、彼らはフランスへは入れないのだ。
フランスへの国境に向かう車の渋滞
一台一台をチェックする国境警察官!
なかなか大変そうだ。
★歩いて国境を通過
そんな車の渋滞を横目に、今回は歩いて国境を越えた。
雪が薄っすらと見える道
羊たちの写真を一枚!
道路の向こう側の可愛い羊の写真を、歩きながら撮っていたら、国境越えの渋滞中の車が少し車間を開けて、写真を撮りやすくしてくれた。
笑顔いっぱいで、何と優しい気遣い!
聞こえないだろうけど
「Merci!(ありがとう)」
をフルジェスチャーで言う。
そして、ちょっと嬉しい気持ちで、また歩いていく。
警察にも停められず、無事に徒歩でフランス入国!
でもやっぱり、フランス側の道で、またフランスの警察が一台ずつ尋問していた。
★グルメなフランス
ようやく到着した、フランスのショッピングエリア
お気に入りのパン屋で、美味しいクロワッサン、バゲットと焼き菓子のシューとココナッツケーキを購入。
大満足で、帰路をまた歩いていく。
帰り道も、またスイスに入国する国境で、スイス警察が、車を厳しく取り締まっていた。
国境越える歩道、買物帰りのおじいさんも歩く。
このおじさんも、私も徒歩組はノーチェックだった。
国境を問題なく超え、スイスへ戻ってきた。
スイス側の国境からの道
スイスに入国し、こんな農道を通り、家へ向かって歩いていく。
遠くに見える雪山は、今日も絵になる美しさ!
少しずつ日が長くなってきた、ヨーロッパで、国境超えの散歩。
わざわざ、国境を越えてまで買いに行きたいパンがある、このパン屋が美味しいのは、材料の小麦粉や卵なども、地元フランスの物を使用して、次々に焼いているからだ。
グルメなフランス人も、列をなす。
しかも、お手頃な価格なのも嬉しいパン屋だ。
こんな、いいウォーキングの後は、美味しい焼き菓子とエスプレッソがさらに美味しい。