節分なので巻いてみた
★グレーなジュネーブの節分
2月2日雨
節分のこの日も、グレーな空で雨のジュネーブ。
レストラン・カフェ・お店も全部閉まってもう1か月近い。
そして、雨が続く退屈極まりないジュネーブ。
スキー場も、続々と閉鎖に追い込まれているスイス。
ジュネーブの間貸し農園も閑散とする
せっかくだから、ありとあらゆるイベントはやって、気分を盛り上げる。
節分だって小さな楽しみにしたい。
★節分をジュネーブでやる!
不揃いながら、節分・巻き寿司の夕飯
2月2日は火曜日の平日。
家族はみんな学校や仕事で忙しいので、地味に一人で恵方巻でも巻いてみた。
気分だけでもイベントで盛り上げないと、つまらなすぎるコロナ規制が日々厳しくなるスイス・ジュネーブ生活。
日本にいる時は、イトーヨーカ堂やコンビニで予約をして、仕事帰りにピックアップして夕飯にしていた。
スイスではそうもいかないので、仕方なく自分で作ることなった。
我が家の場合、寿司と言えば、アボカド!
ヨーロッパのこども達の寿司で、一番人気なアボカドは必須だ。
◎子供用にアボカドサラダ巻き
アボカド+レタス+マヨ+ツナマヨ+きゅうり
を巻く。
◎大人用に卵巻き
卵焼きを焼いて細く切ったもの+シイタケの代わりにマッシュルームと人参を軽く煮たもの+いんげん+カニカマ(「スリミ」という名前でヨーロッパのスーパーでも買える)を入れて巻く。
全部家にあるもので、巻きずしを作ろうとしたら、アボカドが硬すぎる…
現在コロナ規制で、18時でスーパーも店も全部閉まるので、その前で良かった。
慌てて、スーパにアボカドを買いに行った。
そんな苦労?!もあり、家族は
「美味しいありがとう!」
と大喜びで、不格好な巻きずしを夕食に食べてくれた。
★豆まき
そして恒例の豆まき!
スイスのスーパーで買った硬いキドニービーンズで、豆まきをする。
節分用のいられて食べれる、あの日本の美味しい節分豆なんて、スイスにはないから。
鬼の面を作り忘れたからないけど、顔の赤いほろ酔いの夫は、そのまま赤鬼になるから良しとする。
「痛いっ痛いっ」
と逃げる赤鬼の夫に豆を投げて、うちのティーンも楽しそうだ。
海外で生活すると忘れがちな日本文化だから、小さな頃から日本のイベントはできるだけ、家でやって子供に教えるようにしている。
最後は、大豆は庭にもまいてみた。
翌日、鳥のエサになるだろう。
ジュネーブの鳥にも、日本文化の恩恵を少しだけ…
#今週のお題は「鬼」