外に出れない辛い規制?!ヨーロッパの今
★2度目のロックダウン真只中のジュネーブ
トイレ使用禁止!(マックのトイレも✖)
今月から二度目のロックダウンに入ったジュネーブは、幸い前回同様で、外出規制はされない。
だから、みんなトラムやバスも平気で使い、外出している。
でも、外でのトイレが使えない今回の規制。
これは実は、行動範囲を狭くするための抑制力を、発揮している。
「家の外でトイレに行けない」
ということは、外出してもトイレのために帰宅できる範囲で、わざわざ帰ってこなければいけない。
公園や駅だけでなく、ショッピングモール、テイクアウトの営業販売する飲食店でも、トイレは一切閉まっている。
学校やオフィスは例外でトイレも使えるが、結局
「外出はトイレに帰宅できる範囲内で」
ということになるのだろう。
必然的にトイレが近くなる妊婦には、同情する。
★ロックダウンのヨーロッパ外出規制事情
フランスの規制:外出は自宅から1km、1時間以内。
エクササイズを兼ねての散歩やジョギングは、この範囲で認められている。
必要な外出時には、特例外出証明書(アテステーション)をフランス政府のWebサイトから出して、持参しポリスに尋問されたら、見せる。
通学・通勤時などももちろん必要だ。
「パソコンで証明書を出すなんて、とても大変だ」
と、フランス人のおばあさんが嘆いていた。確かに世代によっては、ハードルが高く、やっぱり引きこもってしまう人もいるようだ。
ちなみに、フランスでは違反すると、135ユーロの罰金だ。
スペインの規制:夜間外出禁止(夜11時以降)
イタリアの規制:夜間外出禁止(夜10時以降)
フランスに住む友人は、
「忍耐の1か月ひっそりと生きていくしかない」
と嘆いていたのが印象に残る。
スイスは、気持ちマシかもしれない…
でも、自由に行き来できる日本が、羨ましい。