子供のインフルエンザ予防接種は危険?
★スイス:11月6日はNational flu vaccination day
薬局でも注射可能!
スイスでは、2020年度は11月6日が国の定める、インフルエンザ予防接種の日だ。
インフルエンザは、スイスでは12月から2月がピークと言われている。
ここジュネーブでは、5-8%の人がインフルエンザの予防接種を、通常受けている。
今年は、Federal health officeが確保したかったワクチンのおよそ半数くらいしか、欠品などで確保できていない状況だ。
今年は特に、ハイリスクではない私も接種した方がいいと思い、事前に調べて注射が受けれる近所の薬局へ行ってみた。
ウェブサイトでも予約は不要と書かれていたので、空いていそうな午前中に訪問。
すると30フランで受けれるというので、飛び込み注射だがお願いした。
薬局の奥に小さな部屋があり、接種の質問票3枚くらいを記入して、いざ接種!
薬剤師でもワクチンはうてるスイス。
若くて優しいお姉さんが、手際よく使い捨ての注射セットを開けて、説明をしてくれながら、消毒をしっかりして、
「さします」
と言われてやられた…が痛くない?!
以前イギリスの薬局で、同じようなインフルエンザの予防接種を受けた時は、説明もスイスの二倍以上、接種前の質問事項は果てしなく長くスイスの3倍はあった。
そして、ブスッと針でさされ、泣きそうになるくらい痛く辛かった。
予防接種も進化しているのか、お姉さんが上手なのか不明だが、ともかくインフルエンザ流行前に無事終わって良かった。
★薬局では16歳以上のみ
うちの子供にも受けさせたいので、聞いたが16歳以下は薬局では打てないので、病院のドクターに相談して売ってもらってと言われた。
そこで、こどもの病院に行って聞いてみたら、そこの医者はみな子供にインフルエンザ予防接種をうつのは、リスクを懸念して反対だと断られた。
他にも電話してみたが、難しいのであきらめて、ビタミン剤を日々のませることにした。
子供へのインフルエンザ接種は、医者しかできない。
個々の医者に打つかどうかは任せるというわけだ。
危険とは思えないけど、打っても100%予防できるというわけではないので、若くて元気なうちの子は、インフルエンザにかからないことを、ただ願うことにした。
★コロナとインフルエンザ
COVID19第二波に苦しむヨーロッパ諸国。
スイスでも、新患者が急激に増加している。10月16日には2600人もでている。
寒さも日々厳しくなってきた昨今、もしもインフルエンザにかかったら、COVID19と間違われてやっかいだ。それにインフルエンザで弱っているところをコロナ菌まで襲ってきたら、どうなるか想像もできない。
インフルエンザも、コロナと同じく変化しているので、100%効くかというわけではない。ただ、健康体ならインフルエンザを防御することもできるなら、ちょっとチクっとした痛さくらい我慢する。