海のないスイスで刺身が食べたい!
★海がないスイス生活から
久々の刺身盛り合わせ
スイスは海がない。
だから、海産物の持ち込みの制限はない。
ちなみに、肉や乳製品は厳しい制限があるが、海のモノは気にしない国だ。
それだけに、魚や貝はいまいちだし、やっぱり高い。わざわざ刺身を買うには、限られた店をめがけて行くしかない。
★家族で唯一、魚大好き人間
東京では見たこともない魚を、たくさん食べて育った夫。
「やっぱりたまには刺身が食べたい 」
とジュネーブ生活で、ある日つぶやく。
★海のある美食の国フランスへ
そこで、隣国フランスの国境を越えて、魚が新鮮な土曜限定の朝市に行ってみた。
今まで何度かそのマーケットは行ってみたが、刺身用の魚はなかった。
それは、実は刺身の争奪戦の敗者になっていたからで、朝早く来た客で売り切れてしまうからだったと聞き、頑張って土曜の朝に早起きして、国境すぐのフランス・フェルニエにあるマーケットに行ってみた。
みんな雨でも、目的めがけて一目散
朝8:30-12:30頃までのフランスの典型的なサタデーマーケットだ。
フランス人は、食にこだわることを実感する。
そして魚屋にたどり着いたら、あった!
サーモンは、とても新鮮そうでたくさんある。
マグロはちょっと色が気になる感じだが、店員が刺身OKだというので、試してみることにした。
はりきって柵で、サーモンとツナ刺身用を購入した。
合計20ユーロだから、悪くない。
刺身にできる魚も扱う魚屋
切ってみると、マグロも意外と美味しそう。
食べてみると、やっぱりサーモンは脂がのっていていける。
これなら人にも出せるクオリティなので、寿司好きの友達を招いてふるまえる。
魚は、基本サーモンのみ食べるうちのこども。
ちゃんとサーモンの刺身は、少しだけ食べていた。
日本を離れて一年と数か月経過して、久々に食べきれないほどの刺身が土曜日の夕食になり、なかなかよかった。
やっぱり、日本食はヘルシーでいい。