納豆作りたい!大豆がスーパーにないスイスにて
★納豆が作りたい!
街中のアジア食材店納豆3パックで約8.9CHF
納豆は、ジュネーブで探すと1パックが300円もした。
ちょっと高いので他のお店を探す。
仕方なく、とても愛想の悪い店員たちがアジアのある言語でおしゃべりする場の、ジュネーブの日本食材店に行く。若干それより安かったが、やはり冷凍なのに高い。
買いたい客を無視して、しゃべり続ける店員たち…
日本食料品店は嫌いだが、納豆菌のために仕方なく、スイスに来てはじめて訪問。
納豆菌が増殖できたら、もう二度と来たくないところだ。
納豆菌は手に入った。
さあ、大豆をスーパーで買おうと大手スーパー全て行ったがこれがない!
日本人的に、大豆なんてどこでも手に入ると思っていたら、大手MIGROSのオンラインでさえも扱っていなかった。
もはや、中国食材店に行って中国の大豆を買うしか道はない。
でも、とりあえず実験したくてたまらないので、似た豆を購入。
大豆でなく、ハリコット豆で作る
しかもオーガニック!
さあ、材料は一応そろった。
食べたいというより、実験がしたいので、納豆を作ることにした。
★納豆づくり
使ったもの:
湯たんぽ、魔法瓶、保温もできる電動クーラーBOX
①豆を洗い一晩水につけ寝かす
②豆を柔らかくなるまで蒸す。
圧力なべは、昔捨ててしまったので、地味に豆は蒸した。
そして、購入した納豆を少し入れて納豆菌をもらう。
実験タイプ1(保温BOX用):それを、タッパーに入れてかき混ぜる。
これを湯たんぽと一緒に保温BOXに入れる。
この時、息ができるようにキッチンペーパーを上と下に敷いて、タオルでぐるぐる巻きにした。
実験タイプ2(魔法瓶用)
ジプロックに入れて、豆に市販の納豆をスプーン一杯とり混ぜて菌をいきわたらせる。
そして、熱すぎない適度なお湯を魔法瓶に入れる、その中にジプロックに入ったが蓋をしていない納豆を口から息ができるようにゴムでとめていれる。
この時も、キッチンペーパーで蓋をする。
常に息ができることが、菌の増殖に必要ということだ。
この2タイプとも24時間温度は40度くらいで保つ。
途中で保温BOXの湯たんぽはお湯を何度が変えた。
でも、魔法瓶はそのままでしっかり暖かい。
ヨーグルトメーカーがあれば楽らしいが、何と言ってもこれは実験だから。
③24時間の発酵
発行中の悪臭は強烈だ!!!
最初は部屋でできるかと思ったが、あまりに臭くなってきたので、とうとうテラスに出すことにした。
残り香も、ファブリーズかけまくり、窓を全開しても、消えない強烈な臭さだ。
納豆作りをする日本人妻が、外国人の夫には理解できなかったというのはわかるこの臭い。
ヨーロッパ育ちの娘は呆れて、「臭い臭い」と大騒ぎされる。
④冷蔵庫で2日間寝かせる
そして、24時間後若干の粘りがでてきて臭さも強烈なので、タッパーに入れて2日冷蔵庫で寝かせる。
臭いモノには蓋をしろで、したらようやく臭いは抑えられた。
⑤完成!
IKEAでちょうどいいサイズの小さなタッパーがあったので、入れて半分は冷凍してそこからまた作る。
醤油とネギを入れていただきます!
ちょっと白いし硬めだが、ちゃんと納豆になっていると自己満足。
ちなみに今回は、実験タイプ2(魔法瓶用)のほうが、実験タイプ1(保温BOX用)柔らかく成功した。
手間は、実験タイプ1(保温BOX用)にほうが湯たんぽ水替えや保温温度調節など、大変なのに、楽な魔法瓶にお湯を入れるだけの方が美味しいとは意外な実験結果となった。
ちなみに納豆菌は冷凍すると寝て、暖かくなるとまた活性化されるそうだ。
今回の納豆も小タッパーにいれて冷凍した。
そして次は、大豆で本物に挑戦したい。
今週のお題「ごはんのお供」
で書くつもりが、寝かせていたら間に合わず先週のお題から…
ごはんがすすむ久々の納豆ごはんは、今夜の夕食で、家族で楽しむ予定だ。
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