冬に新トラム開通!そしてパンデミック国境閉鎖?!
★トラムが開通!フランスとスイスをつなぐ路面電車17番しかし。。。
道路も綺麗に整備されトラムが通る
Annemasseというフランスの街。
グレーター・ジュネーブと言われ、隣接するスイスジュネーブに通勤通学する人も多い地域。
これまで、決して綺麗とは言えなかった街の道路が、スイスのトラムが伸びるので、芝まで植えられて綺麗に整備された。
当初は、テクニカル問題やチケットの買い方が明確でないなど、多数の課題もありながらも、スイスジュネーブから大勢の人々が行き来するのに使われる予定だった。
しかし、
3月半ばにパンデミックで、スイスとフランスの国境閉鎖。
自由往来ができなくなってしまった。
トラム沿いのレストランなど、期待していただろうに、残念。
トラムのフランス入口駅には、ベーカリーカフェも、トラムを見越してか、最近オープンしていい感じだったのに。
新しいトラムが、昨年冬に開通したばかりなのに、パンデミック規制と、見越したであろうスイス客との国境閉鎖。
そのダメージを思うと、本当に気の毒だ。
★6月後半にようやく国境開きました!
それがやっと今、国境オープンで、自由往来が可能に戻った。
またトラムの乗客も、本数も普通になった。
そこで、街の様子を見に行ってみた。
★スイスから国境超え、Annemasse町まで歩く
奥がスイス側、手前がフランス側
トラム沿いをひたすら歩くとパン屋発見!
トラムオープン時期頃に、開店したベーカリーカフェ。
スイスだと3エスプレッソコーヒー1杯最低3.5CHF(約400円くらい)
それが、国境超えたとたん1杯1.50ユーロくらい(約220円くらい)になる。
しかも、フランスのコーヒーも、スイスに負けず、なかなか美味しいカフェ文化。
地元のママ達が、よくガトー(ケーキ)とコーヒーで盛り上がっている。
中国人経営のアジア食材店
ちょっと薄暗い店内に、寿司米も完備。
冷凍食品の飲茶類は餃子やシュウマイ、春巻きは種類豊富で迷う。
そして、とっても無愛想な店員さん。(マスクのせい?)
ジュネーブの日本食材店は高いらしいけど、ここはそうでもなく、許せる価格。
醤油などもたくさんあるので、必要に応じて利用する。
★発展していく街並み
まだまだ建設中やディープな一面も
遠くにはモンブランやエビアン方面の山々が。。。
COVID19のパンデミック規制できっとダメージは大きかったであろうこの街。
徐々にジュネーブから客が戻り、街に活気もでてくる。
せっかく、スイスから直通トラムも電車に加えて走ったので、がんばってほしい。
ちなみにスイス国境駅からは、約20分トラム沿いにすすむと街中に着く。
★カフェやバーのテラス席:お酒やコーヒーを楽しむ人々
街の中心に到着!
街の中心のオープンカフェは、今日も客で賑わう。
みんなも我慢していたけど、ようやく楽しめる、フレンチ文化を感じる。
カラフルな看板は文具屋
こどもの好きそうな、文房具屋。
カードなどから、高級モンブランボールペンまで幅広い品揃え。
街の人に愛されるお店。
さらに、この街の本屋が私の密かなお気に入り。
店員さんは、みんなたどたどしいフランス語にも、辛抱強く耐えて、笑顔で対応してくれる。親切!(涙)
ジュネーブに引っ越してから、頻繁に通う私は、また再びこの本屋に凝れてうれしくて、久々に数冊の本を購入。
今まで、普通だった生活を取り戻せて、とても幸せな気分で、帰路もまた国境を越えてを歩く。