日本人なので苦戦…
★★プレゼンテーション★★
フランス語で10分課題【J'apprends】
折り紙プレゼン❢
★強制学習フランス語
ベタの日本人で、フランス語は全くゼロ。
唯一知っているフランス語は、日本のあのドリンクの耳に残るCMで、
’’Comment allez vous? (コマンタレブ)’’くらい。
そんな私が突然、ジュネーブGenèveに住むことになり、思いのほかフランス語しかできない人が多いことにショック。
以前に住んでいた、同じスイスのチューリッヒZurich、ドイツ語も日常会話レベルくらいまでは頑張ったけど、ほぼ英語が通じた。
さらに、国境を越えてフランスに入ると、よりいっそう早口のフランス語のみ。
フランスの田舎の村で英語を要求するのは、とても無理。
さらに、昨今できたばかりの新しいスイスの法律!
駐在でくっついてきた(EUなど限られた国以外の)18歳以上の家族には、フランス語のA1試験合格が必須。
要するに駐在員の妻や夫で、スイスに住んで働かないなら、語学を勉強しなさいという新ルール。
ただし、公務員(大使館関係など)やUNなど国際機関などの例外も。
働く本人には要求されないのが腑に落ちないが、合格しないと1年後に在留許可更新できないという。
夫と子を残して、一人強制帰国?!
まずジュネーブに転入時、フランス語のA1コースを受講しているという証明書を、レジストレーションオフィスに提出が必須。
「スイス政府が、語学学校儲けさせるための策に違いない」
という友人の発言に、若干同意。
そんな経緯で、ともかくフランス語、始めることに。
★コロンビア人はコーヒー、日本人なので折り紙プレゼン
現在のフレンチB1クラスで、プレゼントをすることになる。
テーマは「折り紙」にして、まず歴史の説明。リサーチすると私も知らなかったこともたくさんあった。
その後、ちょっとクイズを入れて、みんなの眠気を覚ます。
そして、最後にみんなで折り紙でピアノの作る参加型のプレゼンに。
凄い技術の伝授のようにおおげさなヨーロピアンたちは、喜ぶ。
お土産のピアノは写真に撮って、ワッツアップグループにのせてくれていた。(写真)
日本人は、みんな折り紙は学校で習うのかと聞かれたが、自然に家で遊びながら作るものだったような気がする
2,3歳からみんな日本人はやるもの、というと驚く。
ともかく準備をしたので、下手な発音でもなんとか無事にプレゼン終わり。
10分間フランス語でやるのって、結構エネルギー使うなと実感。
★フランス語は、英語で理解するが一番早い!
若い十代と比べ、とても吸収が遅い私。
クラスメイトのスペイン人やロシア人の苦労とはまた違った、人並み以上の苦労が。
発音がこれまた難しい!リエゾンなど、ともかく略す言語らしい。
それに加えて、日本人の苦手とする’R’と’L’は、やはりフランス語でも辛い。
フランス語教材は、日本語のものはいくつか手元にありやった。
でも、特に難しいグラマーは日本語にするとさらに意味不明に。
体で覚えるタイプの私は、日本語を忘れ、英語で理解することに。
学校でのテキストはフランス語のグラマーもフラ語で説明?!
今はわかるが最初はとまどった。
しかも、ちょっとかじったドイツ語が邪魔する始末。
スイス人と話すとつい自然に、ドイツ語で反応してしまう。
似ている語もたくさんあるので、混ざり放題。
もう、ドイツ語を頭から追い出すことにして、フランス語を入れることに決めた。
キャパの狭い頭で残念。
ともかく今は、ニュースを見るラジオを聴くをフラ語でがんばっている。
つい聞きながら寝て、睡眠学習になってしまうけど。。。
★英国人続々と諦める。。。フレンチはクレイジーだから?!
元クラスメートの綺麗な英国人元女優28歳の彼女とは、フランス語学校初級クラスで会った。
最初はランチやカフェによく誘われ、一緒に頑張るといっていた。
でも、徐々に学校にも来なくなり、最後に一言。
「難しすぎて、フランス語文法はクレイジー!すぎて理解できないから、やめる。」
元シェフの32歳の英国人の友人も、がんばっていたが、ストレスになるからとの理由で諦めた。
スイスフレンチの彼氏がいるのに、もったいない。
英国人と日本人は、フランス語の苦戦度も似て、共感できる。
結局、カフェでフラ語勉強しようといっても、英語で世間話になるけど。
諦めてしまった英国人、ちょっと残念だけど、スイス生活は楽しんでいるみたいだから、いいかな。
楽しく今住むその土地で生きることが、大切。
私の場合は、ロコとコミュニケーションもできるとさらに楽しいから、また今日もフランス語を、ゆっくり自分のペースで、がんばる。