「会いたい人」=「尊敬する人」
いただいた英国製フルーツ皿
★やっぱりTEA
今週のお題「会いたい人」で浮かぶのは、イギリス人の教育博士。
典型的な英国紳士のおじいちゃん。
会うとすぐに「Cup of tea ?」と言って、紅茶を勧めてくれる。
「辛いことがあったら、ティーを飲むと良いよ」と言って、いつもお腹がトプトプになるまで、紅茶を勧めてくれる。
もちろん、美味しいティービスケットも欠かさない。
e-mail などより、ぎっしりと書く手紙が大好きな、アンティークななおじいちゃん。
カナダの学校で英語の発音スランプで行き詰まり、氷点下-25度の首都オタワでの生活に、ホームシックに、なりかけた時も、たくさんの手紙で励ましてくれた。
美味しい紅茶も、イギリスから送ってくれた。
★第二の家族
結婚後、アメリカ在住時は、旦那を連れて遊びに行った。
田舎暮らしの穏やかな奥様も、実は教育学博士で大学教授。
ご夫婦で英国食器が大好きで、王室御用達の陶器工場見学にも、連れていってくれた。
家のティーカップコレクションが、センスいい❢
★イギリスで一番美味しい、田舎の家庭料理でおもてなし
知らない人は、イギリス料理はいまいちという。
でも、この奥様が作る家庭料理は本当に美味しい。
また、英国はサンデーローストが有名で、ヨークシャ―プディングにグレービかけを添えると最高!
パイ料理も様々で、マッシュもグリーンピースやスイートポテトなど種類も豊富。
実は、英国には野菜がたくさん栽培されており、コーンは生で食べれるほど美味。
いつも、家族のことを考えて、フルコースをがんばって作ってくれる英国一の奥様!
その住居の家も、アンティークなストーンハウスで味がある。
知的で上品な夫婦にとても似合う、イングリッシュガーデンの可愛い家。
★お互いの家族の一員のように
特に、娘が生まれ英国に引っ越してからは、頻繁に行き来をした。
やんちゃな娘も本当の孫のように、クリスマスだけでなく、イースターや誕生日も欠かさず贈り物をくれた。
娘も、落書きの絵を自慢げにプレゼントしていた。
私たちのことを、とても大事な存在だと言ってくれた。こちらこそ。
3年間日本に一時帰国さえできなかった時も、本当の家族以上に温かく受け入れてくれた。
私たち家族にとって、どれだけ心の支えになったことか。
いつものとても、長い手紙。
時々、一眼レフカメラでとった写真付きで。
★悲しい手紙
眼が病気で、字が書けなくなっても、奥さんに代筆で手紙を送ってくれていた。
でも、今年のクリスマスの少し前に、薄い手紙が届いた。
私たちがプレゼントを買う前に知らせてくれた、彼がもう帰らぬ人になったという悲しいお知らせ。
家族で泣いて、悲しみを分かち合い、奥様に励ましのギフトを送った。
★会いたい人は、いつまでも尊敬する人
もう、今は会えなくなってしまった、私の会いたい人。
人を気遣う優しく、上品で、本と書くことが大好きな、私が最も尊敬する英国人のおじいちゃん。
私は、悲しい時はいつもティーを飲む。
ちょっと良くなるのは、きっと彼が空から励ましてくれているから。
パンデミックが終わったら、彼の奥様に花とお菓子を持って行きたい。
次はこちらが、奥様を励ましてあげる番だから。
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